文脈と札の出番

どんな試合でも、ことごとくついていないという事はない。大きなポイントを担うまさにその時にクリティカルピースを引けるか?なんて状況は、大抵旗色が悪い時だ。クリティカルピースなんてない、と言う事はファインプレーがないと言うことと似る。

場に出た札は、並べられたその場でも仕事をするが、自分の次の手におけるコマを置く・置かない、或いは札の置き所の思考に影響する点で、もうひとつの大事な仕事をし続けている。未だ引かれずにいる札も同じようにして場に出る前から、目立たない仕事を始めている。変化し続ける毎回の今における各札の役割をきくところから、全ての札を味方につける取組は始まるのではないか。