みんなのものだ。

リードしての残り10枚、札の配置組み合わせを把握し、おおよそ勝てる見通しがついていた。
ただ、予想する最悪の札引きの組み合わせが実現して、負け。相手にとって好い札のめぐり合わせであった結果の平地取りとなった。

札はみんなのものだ。
盤はみんなのものだ。
平地はみんなのものだ。
そこへ、コマがお邪魔する。
カルカソンヌはそんな振る舞いかもしれない。

自分の差し手は、自分と相手のコマがしようとする関係性にのみ作用させることができる。