right piece, right place

以前もこのことについて書いたと思うが、
気になるのでもう一度考えたい。


BSWを始めて間もない頃、ドイツ語圏のプレイヤーに上達する方法をたずねたところ、
right piece, right place.
と返事が返ってきた。


「正しい札を正しい場所へ」それは当然だろう、と当時は考えた。


札を正しい場所へ置くことは、経験である程度できるようになる。
しかし、どの札を引いても”right piece”となるような盤面である状態というのは、
それとは次元の違う話である。


”right piece”であれば、それは必ず”right place”に置かれるはずである。
すべての手版の札を”right piece”にできるなら、必ず勝つはずである。
そうせよ、というのがこの言葉の本意ではなかったか。


あの人はそう言いたかったのではないか。